相場の読み方

 1.最も簡単に勝ち組になる方法
 2.値幅と時間
 3.ザラ場の時間帯
 4.局面の推移 − トレンドと保合い
 5.出来高とボラティリティー
 6.出来高とボラティリティ(2)
 7.フェイクアウト
 8.板の利用法
 9.寄り付きの仕掛け
10.ファンダメンタルズは必要か?
11.相場は動かそうとする者がいるから動く
12.伏線

 

今日のテーマはズバリ、「最も簡単に勝ち組になる方法」です。私自身の経験から言えば、「期待値がプラスの手法を1つで良いから使いこなすこと」と言う事になります。私の場合もご多分に漏れず、テクニカルの事をほとんど何も知らない状態からデイトレードに手を出しました。でも、開始から数ヶ月で、いや、たぶんひと月もたたないうちに、「これはちゃんとした勉強をしないと絶対勝てない」と気づきました。その頃の私はとある事...

スタートアップセミナーの1回目はチャートリーディングにおける最重要事項と言っても過言でない「値幅と時間」についてです。仕掛けポイントを決める大原則です。むやみやたらに仕掛けるトレーダーが犯す間違いや失敗は、ここで説明する考え方が身についていないことが原因である場合が多いと考えます。 皆さんはザラ場でチャートを見ながらその時々の値幅的な上下限を探り、利食いや逆張りの仕掛けポイントを見つけようとされて...

皆さんは、ザラ場の中でも値動きに特徴的なものが現れる時間帯がある事に気づきませんか。また、その特徴的な傾向をトレードに活用出来ないかと考えたことはありませんか。 日経225先物のマーケットが開いているのは、9:00〜15:15まで。夕場もありますが、あれは全く別物と見ているので完全無視。さて、これをマーケットを動かす要因別に区分すると、いくつかの時間帯にわけることができそうですね。例えば、マーケッ...

皆さんは一日の相場の中にも「上昇トレンド」、「下降トレンド」、「保合い」の3つの「相」あるいは「局面」があって、これら3つの相が循環していると言う事はご存じだと思います。ご存じじゃない方も、もし循環しなければ相場はどうなるか、と考えればすぐ理解できるはずです。 もし、いずれかの相が一日中継続するなら、相場は一日中上がりっぱなしか、下がりっぱなしか、横ばいかのいずれかの状態になると言う事。もし、そん...

今日は「出来高とボラティリティーの関係」に関するお話です。 皆さんはトレードをするときに出来高に関心を払っていますか。出来高と言うものは、この増減が売買シグナルになるような性格の指標ではないゆえ、アマチュアの方々には関心を払ってもらえない指標の代表格でしょう。しかし、出来高は相場つきを左右する重要な要素なのです。そして、相場つきを把握することが適切なトレード手法を選択し、無駄な手を打つことを抑制す...

今日は「出来高とボラティリティーの関係」に関するお話の続きです。 前回は、「でも、これだけでは大いに利用価値があるとは断言できませんね。他にどんな使い道があるでしょうか。先ほど出来高は「相場つきを左右する重要な要素」であると書きましたが、この点ではどうでしょうか。」 で、終わってましたね。 以下は2010年の月別の出来高と値幅の分布です。ちょっと、データだらけになってしまいましたが、お気づきになら...

皆さんはレンジブレイクと言う手法をご存じだと思います。また、多くの方がこの手法を試されたことと思います。代表的な手法としては「イニシャルレンジ・ブレイクアウト」があります。ご存じのとおり、寄り付きから1時間に出来た高値・安値のレンジの事をイニシャルレンジと呼び、このレンジを上か下かブレイクしたほうへ順張りで仕掛けると言った手法ですね。 この手法があまりに有名であるがために、これを逆手にとってブレイ...

皆さんはデイトレされるときに板や歩み値から仕掛けや手じまいの判断材料になるような情報を得ようとされていると思います。でも、デイトレ実施回数が数百回以下の初心者だと、まだまだ「なんとなく」レベル以上の情報を得ることは難しいと思います。しかも、板をジ〜ッと見つめていると目が疲れて敵わんですよね。 では、板や歩み値からどんなことが分かるか、順を追って考えていきましょう。1.板が厚いほうが勢力が大きい? ...

デイトレードなのに、どうして寄り付きから仕掛けることができるのか。皆さんは、こんな疑問を抱かれたことはありませんか。 寄り付きの時点ではその日のチャートは全くできていないので、その日のチャートを利用してトレードをしているわけではない、と言う事はわかります。では、何を根拠に仕掛けることが出来るのでしょうか。 日経225先物のマーケットは為替のように24時間連続して開いているわけではありません。従って...

今日のテーマは「ファンダメンタルズ」。ファンダメンタルズって一体何んなのか。日経225先物のデイトレードにファンダメンタルズ分析が必要かどうかのお話です。この言葉は元々経済学の用語で、「経済の基礎的な事項」を意味しています。具体的には、マクロ的には国家レベルの経済指標やミクロ的には個別企業の財務状況などを指しますね。トレードの世界においては、投資手法を分類するに際し、「テクニカル分析」と対比して使...

マーケットには支持抵抗線と言うものがあって、相場を動かしているトレーダーは、常にその位置を確認しながらトレードを行っています。即ち、支持線では新規の押し目買いと売り玉の利食い、抵抗線では新規の戻り売りと買い玉の利食いです。でも、皆さんは「これはおかしなことだ」と思いませんか。押し目買いも売り玉の利食いもどちらも買いです。支持線と言えども売り手がいるから売買が成立するわけですよね。ならば、支持線では...

 相場はこれを動かそうとする者がいないと支持抵抗線の間を往ったり来たりするだけで、レンジの上下限を上下するだけの実にシンプルな動きになってしまいます。いわゆる保合いと言う状況です。一方、意図的に支持抵抗線をブレイクすることで、相場参加者を刺激して相場を動かそうとする仕掛けが入る日もあります。もしこの仕掛けが成功すれば、その日はマーケットプロファイル分析でいうところのトレンドデイとなります。 その中...


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