統計データのみで売買シグナル発動!

 原則として、上窓は売りから、下窓は買いから入る寄付きの手法「OGP」の2010年から2019年8月までの平均勝率は売りが75%、買いが78%。寄り付き直後の一定の時間帯では何度も仕掛けることとした2019年は各々82%、85%となっています。

 

 こんなに高確率で買っているトレード手法であるにもかかわらず、売りか買いを決める根拠は統計データのみなのです。OGPには売りと買いそれぞれ30のパターンで売買シグナルを発動していますが、完全に統計データのみで行っています。

 

 一例をあげると、ボリンジャーバンドの中心線からの乖離率は寄り付き後の値動きと強い相関関係があります。

 

BB中心線との乖離率と値動きデータ

前述の上窓で寄り付いた場合のボリンジャーバンド中心線である25日MAと日足始値との乖離率(始値÷25日MA値)は、以下のように陰線率と強い相関関係があります。

 

25日MAとの乖離率と日足の陰線率
1%以上 55.8%
2%以上 55.7%
3%以上 57.3%
4%以上 61.2%
5%以上 60.4%
6%以上 64.7%
7%以上 64.0%

 

マイナス乖離率と9:00〜10:00の陰線率
−1%以下 51.3%
−2%以下 53.8%
−3%以下 57.1%
−4%以下 60.5%
−5%以下 57.8%
−6%以下 61.4%
−7%以下 63.8%

 

このデータから分かることは、中心線より上にあるか下にあるかは関係なく、中心線からの乖離率が大きくなるにつれて、特定時間帯の陰線率が高くなるということです。

 

次項は、陰線率が最大になる時間帯でトレードした場合のシミュレーションです。

乖離率トレードの損益シミュレーション

乖離率+6%以上の場合のシミュレーターの値動きデータ。期間は1999年3月1日〜2019年9月20日。

 

発生件数は51回で、寄り成りで売って、大引けで引け成りで買い戻した場合の勝率は64.7%、累計金額は4140円。ミニ1枚で運用した場合の収益は4140x100=414000円、ラージならその10倍と言うことになります。

 

乖離率−7%以下の場合のシミュレーターの値動きデータ。期間は1999年3月1日〜2019年9月20日。


発生件数は47回で、9:00の始値で売り、1時間足の終値で買い戻した場合の勝率は63.8%、累計金額は950円。ミニ1枚で運用した場合の収益は950x100=95000円、ラージならその10倍と言うことになります。

 

また、14:30〜15:15の74.5%となる高い陽線率にも注目です。最後は買戻しが入りやすいパターンであることを示しており、14:30始値で買い、大引けは引け成りで売れば、ミニなら1420x100=142000円の利益となります。

『シグナビFOC』搭載売買シグナル

無料ツール『シグナビFOC』には予め寄付きで仕掛ける『オープニングギャッププレー』用の売買シグナルがそれぞれ3パターンずつ搭載されています。

 

以下は各シグナルの累計収益グラフおよびシミュレーション設定方法とその結果です。

 

売り@ 当日180円以上のギャップアップで上窓、5日MA>25日MA
寄付きの売買シグナル分析
売りA 当日10円以上のギャップアップ、RSI9日が75以上、+2σとの乖離率が0.3%以上
寄付きの売買シグナル分析
売りB 当日上窓、前日上窓、RSI9日が15〜60
寄付きの売買シグナル分析
買い@ 当日50円以下のギャップアップかギャップなしもしくはギャップダウン、前日ギャップなしもしくはギャップダウン、前日同時線もしくは陰線、RSI5日が40以下
寄付きの売買シグナル分析
買いA 当日10円以上のギャップダウン、RSI5日が75以上、RSI9日が45以上
寄付きの売買シグナル分析
買いB 当日下窓、前日下窓、RSI5日が10以上で47以下
寄付きの売買シグナル分析

 

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